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キッチン、トイレ、バスルームにある”混ぜるな危険”

1.ご家庭の洗剤に”混ぜるな危険”表示マークは?

ご家庭に混ぜるの危険マークはすぐみつかりますよね、キッチン、お風呂場で使用する漂白剤(カビ取り)、排水パイプ洗浄剤、トイレの便器の黄ばみ除去の洗剤等です。
これらは2種類にわかれます。
アルカリ性タイプの洗剤と酸性タイプの洗剤です。
1,台所用品漂白剤
2,お風呂カビ取り剤       主成分 次亜塩素酸ナトリウム(アルカリ性)
3,排水パイプ洗浄剤

1,トイレの便器の黄ばみ除去剤  主成分 塩酸  (酸性)

2.混ぜると何で危険なの?

次亜塩素酸ナトリウム(カビ取り、漂白剤)
次亜塩素酸ナトリウムは科学的に不安定な性質で、分解して塩素ガスをださないようこれを水酸化ナトリウムと合わせてアルカリ性にして安定するようにしています。
もし
酸性の洗剤や液体を混ぜれば、安定性崩れ塩素ガスを発生することになります。

3.どんな場面で想定できそう!?  やったことありませんか?

1,トイレ掃除で壁、床のカビ取りと便器の黄ばみ取りを同時にしてしまい、どちらかが垂れて混ざり塩素ガスを発生   

2,キッチン、シンク清掃で
お酢、または、クエン酸、酢酸系の洗剤を使用中、ついでに排水口の洗浄を同時にすることですとシンクはお酢等で酸性、排水口は塩素系洗剤でアルカリ性の為、混ざり塩素ガスを発生

3,ごみ処分でも、塩素系漂白剤で使用したダスターやスポンジをゴミ袋、三角コーナーに処分した際、レモンの皮、残った果肉を同じ場所に処分するとレモンは、酸性なので反応して塩素ガスを発生することも考えられます。

チョット疑問?
  なので、次亜塩素酸を使うの?

塩素は強い殺菌力あり、水道水やプールの殺菌に使用されています。
現在、新型コロナ対策で消毒に使用する際、市販の塩素系漂白剤を水500㎖ボトルに塩素系漂白剤をペットボトルのキャップ1杯約5㎖を入れると消毒用に使用できるようです。
このように使い方を間違えなければ非常に便利で有効です。

4.もし塩素ガスを吸ってしまったら

塩素ガスはすごい刺激臭がして
吸ったり、触れたりすると、目や鼻、喉に強い刺激を感じ、呼吸器、目、口腔内組織が破壊されることがあり、大量に吸い込むと死に至ります。

5.もし塩素ガスが発生したら

塩素系漂白剤等を使用している際に刺激臭や目、鼻、喉に異変を感じたら、塩素ガスの発生の可能性があり、そんな場合は、すぐに窓を開けて、換気扇を回しガスを外へ出しましょう。
塩素系漂白剤と酸性の洗剤の混ざりガスの発生源を水で流せる場合は、すぐに水で流しましょう。
塩素は水に溶けやすくガス発生を抑制できます。
刺激臭が消えるまで、近寄らず、少しでも塩素ガスを吸い込んだと感じた場合は、速やかに病院へ行きましょう。

最後に、まとめ!!

混ぜるな危険等の表示をきっちりと確認して使用、洗剤は一種類を使用、同時に別の洗剤を使用せず、一つの洗剤を使用後十分に水流しをして使用。
ダスター、スポンジ等を捨てる際、こちらも十分に水洗いをしてから処分しましょう。
家の中をきれいで清潔に保つ為に便利で必要な洗剤ですのでくれぐれも取り扱いをしっかり確認して使用しましょう。

もし、浴室、キッチン等の汚れでお困り際は、我々にご相談ください。
まず、浴室、キッチン周りの汚れをリセットしてからその後、維持管理することも可能と思います。